いつまでも自分で行きたい所に行ける体でいるために!
年をとっても自立した生活を送りたいと願う気持ちは、誰もが持っていますよね。そのためには、一定水準以上の筋肉を維持しなければなりません。
人の身体は歳と共に変化していきます。筋肉や神経などあらゆる組織の機能は加齢とともに低下する傾向にあります。これらの老化現象はさけることができません。しかも老化に運動不足が加わると、これらの機能低下がさらに加速していきます。豊かで機械化された便利な現代社会において、日常生活で身体を動かす機会が減り、ますます運動機能は低下していきます。
平均的な生活は加齢と共に活動量が低下していることが多く、最近の研究結果から、太ももの前側の筋肉は、不活動により2日で1%減少することがわかっています。これは、通常の加齢変化の1年分に相当します。すなわち、入院などによって2日間寝たきりの生活を送ると、太ももの筋肉は1年分、2週間で7年分、年をとったことと同じだけ減少してしまうのです。
筋肉は借りることができません。自分で貯めておくしかないのです。そして筋肉を貯める唯一の方法は『使うこと』なのです。