ここまでは、夏に気をつけるべき項目を紹介しました。
夏バテ防止には、汗ばむ程度の適度な運動を、毎日20分程度行うことが理想的と言われています。ウォーキングは強度、時間ともに理想的な運動です。
なので、生活の中に上手に取り入れていけば、健康維持にも役立つと思います。
スピード
夏場はあまりスピードを上げ過ぎると、思わぬ体温上昇につながります。普段からトレーニングをしている方以外は、無理せずにスピード調整しましょう!
話しながら歩けるスピードから少し汗ばむくらい、時速6km以下がオススメです!
時間と距離
ウォーキングなどの有酸素運動は、20分以上続けることで糖質と脂質の使用される割合が変化し、脂肪燃焼効果が高まります。しかし、近年、この時間は連続でなく1日の中で分割しても大丈夫との報告もあります。そこで、暑い夏は、朝と晩に10分づつ続けてみるのはいかがでしょうか?約1kmのコース、片道500mの目標地点を決めて、家から往復するだけなら気軽に続けれますよ!
ただし、歩き始める前に、簡単な準備運動と水分補給を忘れずにしてください。短い時間だからと油断しないようにしましょう。ウォーミングアップを取り入れることで、歩く時間が短くても運動効果が大きくなります。たくさん歩きたいない夏こそ、是非取り入れてみましょう!
暑さにダラダラしがちな夏ですが、正しい姿勢のウォーキングは、有酸素運動と筋肉運動をバランスよく行うことが出来るため、筋肉量の低下を防ぐことができ、体内の水分保持にも役立ちます。逆に、夏バテで『食べない、運動しない』状況でいると、筋肉量が低下し、保水力の落ちたカラカラの干からびた身体に。その状態で秋冬を迎えると、免疫力が低下した乾いた身体で、風邪をひいたり体調を崩しやすくなります。
夏の運動で、今バテる状態を防ぎつつ、未来の風邪予防に繋がるのです。
無理のないウォーキングで健康維持しましょう。