抗重力筋

抗重力筋とは…

地球の重力に対して無意識に姿勢を保持するために働く筋肉。重力と抗重力筋は均等に釣り合っている状態です。抗重力筋は下腿・大腿・腹部・胸部・首の各部前後に張り巡らされ、前後互に伸び縮みをしながらバランスを取っています。立っているだけ・座っているだけでも常に抗重力筋のどれかが緊張しています。つまり抗重力筋は最も疲労しやすく収縮したままになりやすい筋肉といえます。
特に、外出機会が減り日中は椅子座りテレビを見ている時間が増えている高齢者の方は下半身の抗重力筋が弱化してしまうため抗重力筋同士のバランスを崩して姿勢が崩れてしまします。そのため高齢者の介護予防にも『抗重力筋』が低下しないようエクササイズしていくことが大切です。

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